◆紳士色紋付

紳士物の色紋付着物を承りました。

紋が五つの着物と羽織です。

あらかじめ染まった反物の中には好みの色が無かったので、白生地(染まってない白い反物)を探し染めることになりました。

紳士もの白生地①

これから色は決めます。

羽織と着物なので二反必要になります。

紳士もの白生地②

白生地は正絹、国産の丹後ちりめんです。

しっかりした良い生地です。

紅葉屋では良い品をなるべくお値打ちになるようにご提案しております。


お客様のご要望に合わせながら、またその中で当店流にアドバイスしがてらお勧めさせて頂きます。

染め替え、仕立て直しなども承っております。



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Tag:着物  comment:0 

◆四ツ身友禅 お手入

これでしばらく着ないからということで、お子さん用の着物をお手入れしました。

ありがとうございます。

四身友禅②

十三参りで着たそうです。

これは以前当店にご用命頂いた時に、京都で染めました。良い染め物です。

四身友禅①

お客様のご要望により、様々なご提案に対応致します。


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Tag:お手入れ  comment:0 

◆八卦の盆

今回は茶道具関係のものをご紹介。
 
当店で販売しています。


丸いお盆で漆塗りのものです。直径は23センチあります。

八卦お盆螺鈿②

面白いのは縁に円を描くように八卦(はっけ)と呼ばれる装飾が施してあることです。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦です。


八卦とは易(えき)学の用語。
 
 
陰爻(こう)と陽爻とを3本重ねることによって作られた8種類のパターンがあります。すなわち、
 
 
☰乾(けん),☱兌(だ),☲離(り),☳震(しん),☴巽(そん),☵坎(かん),☶艮(ごん),☷坤(こん)の八つです。
 
 
これらはそれぞれ,天,沢,火,雷,風,水,山,地を象徴します。


三国志に登場する諸葛孔明は、奇門遁甲という不思議な術を駆使しましたが、これにも八卦の図像は見て取れます。


やがてこのような思想(道教)は日本に入り、陰陽道になりました。
 
 
やがて茶道の中にも陰陽道は入り、この八卦の考え方も取り込まれました。


押切形部分②

例えばこちら。炭(火)があしらわれていますが、この炭をどけると・・・

押切形部分①

☵坎(かん)の形に灰に描かれています。☵は水を表します。火と水の関係です。これは陰陽となりますが、日本においては古事記にも火と水の力の関係が出てくるので、ひょっとしたらそれも含まれているのかもしれません。
 

因みにこの灰の形(中央が凹んでいる)を押切形というそうです。


私が住んでいる地域は古くは押切村と呼ばれていました。名古屋城下最大の謎、空白地域です。押切村はどうも陰陽師が多くし住んでいたと伝え聞いておりますので、案外この押切形という呼び名は、ここが発生かもしれません。
 
 
話を戻しましょう。このお盆、大変良く出来ていて螺鈿が施されています。貝の内側の光沢部分を薄く剥がし、貼り付けてあります。
 
八卦お盆螺鈿①
 
大き目のお盆ですので菓子器にはなりませんが、汲み出し盆にはピッタリですし、床の花器の下にこれを敷いてもいいでしょう。

八卦というアイデア次第では如何様にも使える模様ですから、面白い茶会になります。


八卦お盆溜塗②
  
他にも同寸で、漆の塗り方を変えたものもあります。

こちらは八卦の部分が赤い漆になっています。

八卦お盆溜塗①

大変面白いお盆です。紅葉屋ではこんなお盆も販売しております。


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Tag:茶道具・その他  comment:0 

◆振袖

来年ご成人されるお客様より振袖のご用命を承りました。

寛文振袖①

画像は売約済みの御振袖。お仕立てが出来ましたので納めさせて頂きました。ありがとうございます。

なかなか迫力のある振袖です。

この振袖、日本の着物史において各時代の良いとこどりをしている一枚です。



例えば色の使い方。黒に近いこげ茶と派手過ぎないエンジ色の染め分けとなっています。

これは桃山時代にあった染め分けの小袖に由来します。

桃山小袖

上の画像は桃山時代の物。こげ茶部分に金の縫い箔があります。これを振袖の場合はこげ茶部分に金彩を施してあります。

そして江戸期にあった桜の総柄の小袖がこちら。

桜小袖

この花びらに葉っぱをあしらった桜の柄を現代風にアレンジしてあります。

そして鶴が群れで飛んでいます。

寛文振袖②

これは群鶴文という文様。

群鶴図

尾形光琳で有名な琳派の絵などに見て取れます。


このように一言で古典と云われる着物には、実はオリジナル、参考になった作品が存在します。そのままでは中々難しい柄を、一枚の着物として修正し、職人さんが染めます。


今回ご縁のあった御振袖は、総柄に近い迫力あるものです。

人によって何をもって美しい、凄いというのは違いますが、紅葉屋では、紅葉屋の基準で美しいと思う着物をご提案します。

今ある帯を活かした着物選び、今ある着物を活かした帯選びなども承ります。



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Tag:文化財復元小袖(当店の着物)  comment:0 

◆念珠の直し 

経年劣化した水晶の数珠。水晶の珠の中の糸が伸びてしまっていたので新品に交換しました。

水晶数珠の直し①

画像だと白く見えますが、実物はかなり変色しておりベージュ色になっていました。

これは素材が絹だからです。

この劣化した色もそれなりに良い色なので、この状態で使っても何の問題もないですが、今回のケースは糸が伸び、水晶の珠の感覚がかなり空いていたので房ごと作り変えることになりました。

絹で直すか、合成繊維で直すか。後者ですと変色はありません。


水晶数珠の直し②

今回は絹製で直しました。


当店ではこんな注文も賜ります。見積無料です。


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Tag:着物・加工業務  comment:0 

プロフィール

もみじ

Author:もみじ
名古屋市西区で着物屋を営んでいます。
主に着物(仕事)を通じた独り言です。

お着物のことなら何でもご相談下さいませ。

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