◆訪問着のお手入れ

訪問着のお手入れを賜りました。ありがとうございます。


こちらの訪問着は以前、当店でお求め頂いたものです。

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ちょうど今の時期には特に映えますね。


寛文小袖を復元したもので、御所車と季節の花があしらわれています。絞りもあります。

絞りの技法は桶絞りと言うものですね。


力のある柄だと思います。

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手前味噌ですが良い柄だなぁと思います。


お着物の言なら何なりとご相談下さいませ。


紅葉屋呉服店はこちらまで


Tag:文化財復元小袖(当店の着物)  comment:0 

◆袴のお手入れ 

袴のお手入れを承りました。ありがとうございます。

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能の仕舞袴ですね。

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長年使われていたからか、酷いとまではいかないですが、よく見るとあちこちに汚れがありました。

綺麗になったのでなによりです。


着物に関することでしたら、何なりとおっしゃって下さいませ。


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◆訪問着のお手入れ

H様より訪問着のしみ抜きをご用命頂きました。

ありがとうございます。

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今では珍しくなりました、手描きの訪問着です。


年齢も長く着れる一枚ですね。

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派手な着物は、それ以上渋くは出来ませんが、渋い着物は小物や帯で派手目に見せることは出来ます。


他店さん購入のお着物でも、しみ抜きなどは行いますので、気軽に声をかけて下さいませ。


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◆浦島財布について (瑠須庵茶会より)

来月に御用命頂きました瑠須庵茶会。季節やテーマに合わせて、毎回道具合わせをしておりますが、今回は「浦島太郎」のお茶会をする運びとなりました。


茶室「瑠須庵(るすあん)」は古田織部所縁の茶室で、平成8年に復元されました。茶席開きをしたのがかれこれ20年ほど前で、その時の茶会のテーマが浦島太郎でした。
 

もうそんなに経過したのかと驚きますが、浦島気分で茶会を楽しみたいと思います。


道具合わせはその時の会期がとってあったので、それを参考に一部変更します。

 
今回のブログでは、寄付き飾りの一つ、浦島太郎の財布を紹介したいと思います。


浦島財布①


黒色無地(むじ:柄が無い)の布製財布です。江戸期頃の物と思われます。
 
 
一見地味ですが、中を開けると・・・
 
浦島財布③

刺し子になっています。刺繍とよく似ていますが、刺し子は布の補強と言う意味合いがあります。

刺し子は幾何学的な模様が多いですが、この例は画になっているのが珍しいです。

 
浦島財布④


南蛮柄か中国柄か、更紗にも似た感じもします。大変手の込んだ刺し子です。
 
 
案外、創作で竜宮城の文様かもしれません。


見た目は地味な黒色無地財布ですが、中を開けるとお洒落という、これぞ江戸っ子というお財布です。これを当時所持していた人物は粋なお金持ちだったのかもしれません。
 

さて、何故これが浦島財布なのかと言うと・・・
 
浦島財布②


装飾金具(目貫)の部分が浦島太郎になっているからです。
 
 
しかし、この目貫(めぬき)、よくよく見ると?な部分があります。
 
 
まずこれらの人物ですが、真ん中が竜宮の王様、龍王です。その手には桃と玉手箱を持ちます。
 
 
そして向かって右側が人間、浦島太郎。向かって左がその姿からして恵比寿神です。恵比寿神は七福神の一柱で、鯛や釣り竿を持っている海の神です。
 
 
一般的に伝わる浦島太郎の昔話は、地上へ帰るという浦島太郎へ竜宮の乙姫様が「決して開けてはならない」と玉手箱を渡しますが、この目貫だと、龍王が玉手箱と桃の選択を迫っています。そして昔話では出てこない恵比寿神がいるのです。
 
 
恵比寿神の様子を伺うに、怒っている龍王の心を察し、「止めておけ」と言っているようにも見えます。
 
 
桃と玉手箱を両方選択させていますが、玉手箱はお馴染みの開ければ老人になってしまうというもの。
 
 
桃は西遊記にもありますが、永遠の命を授かるというものです。両方困りますね。
 
 
昔話は口伝によるところも多いので、今は無くなってしまいましたが、当時の浦島太郎の昔話の中には、竜宮の王や、恵比寿神が出で来るというパターンがあったのだと思います。そういう意味でも珍しいお財布かと思います。


※瑠須庵茶会についてはこちらまで


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◆紳士物 黒紋付

M様より男物の着物のご注文を承りました。ありがとうございます。

寸法の関係で、通常の男物の反物より広幅なサイズの白生地を探しました。黒の紋付をということで京都にて染めることになりました。


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二反あるのは、着物と羽織と両方用意するためです。黒を染める場合、単純に黒一色では良い黒色は染まりません。


どういうことかと言うと、黒色とは全く関係ない色を最初に染めるのです。

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上の画像は紅下染めと言われる物です。これに黒色を掛けるのです。


紅下以外にもこんな色もあります。

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藍下染めです。

 
他の色を染めることにより、上に黒色を掛けた時に、より黒く染まるのです。
 
 
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今回のご注文では紅下染めで黒を染めました。画像よりも実物はもっと黒いです。大変綺麗な黒染です。

 
紅葉屋では着物のお手入れという手軽なことから、こういった手の込んだご依頼まで承っております。

着物に関することでしたら何なりとおっしゃって下さいませ。


紅葉屋呉服店はこちらまで



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プロフィール

もみじ

Author:もみじ
名古屋市西区で着物屋を営んでいます。
主に着物(仕事)を通じた独り言です。

お着物のことなら何でもご相談下さいませ。

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