~主に着物に関する独り言~

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もみじ

Author:もみじ
名古屋市西区で着物屋を営んでいます。
主に着物(仕事)を通じた独り言です。

お着物のことなら何でもご相談下さいませ。

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◆兎の古伊万里皿

草木と兎が2羽描かれた古伊万里の小皿。菓子器に丁度いい大きさです。時代は江戸後期。この頃の古伊万里皿は絵の面白さにある。裏面。志田窯で焼かれたものか。さっと引いた線にも勢いがあります。この古伊万里の皿の縁は珍しい造りになっています。縄目のような跡があるのです。古伊万里の皿は何度か見ましたが、こうなっているのは初めてです。この小皿。見所は何と言っても二羽の兎でしょう。草木に隠れるように岩の上に座って...
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◆肘掛の直し

推定江戸時代の古い肘掛。専用の木箱に入っていました。この箱も古い物です。今回は、この古い肘掛を使えるようにしたいと依頼を受けました。時代劇でしか見たことなかったので興味津々です。見たところ、木製漆塗の部分は何ともありません。時代を考えれば良いコンディションです。しかし、肘を乗せる部分の裂地は劣化が激しいです。飾りとしての置物ならともかく、使うとなれば張り替えるしかないです。この当時は中の綿を最初に...
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◆漆器の修理

推定琉球の漆器。時代は分かりませんが古いものです。お客様から、剥がれそうな漆の箇所を直して欲しいとの依頼。更に拡大すると・・・触るとボロボロと剥がれてきます。ここ以外はそれほど傷んでいません。足元の台部分は、四方とも草と花をあしらった柄になっています。上の画像は剥がれた箇所の反対側になります。この場合の修理は一度綺麗に剥がしてから漆を塗り、元の絵を真似て描きます。こちらが修理後のもの。拡大します。...
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◆切支丹伊万里 2

今回は古美術の話です。伝切支丹の古伊万里と云われる小鉢。5個揃いです。面白いのは何やら下の方から勢いよく飛び立っている十字架でしょう。 よーく十字架部分を見ると 嘴らしきものが見えるので鳥ともとれます。しかし、これはあえて発覚した時に「鳥です」と説明するために、僅かに「嘴」のようなものが描かれたと思います。この過去ブログにも一度切支丹伊万里を取り上げました。(こちらを参照)十字架以外に着目しますと...
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◆切支丹伊万里

一時とても流行っていた古伊万里。江戸期に有田で作られたと云う染付磁器です。古伊万里については色々と紹介しているものもあるので、今回紅葉屋のブログで紹介するのは、珍しい切支丹の伝説が残る古伊万里皿です。このお皿、洗礼の儀式に使われていたとの昔話が残っております。古伊万里というのは、日常で使われていた雑器ですので、数を作りました。故に画かれた絵も時間をあまりかけない、勢いのある職人の手慣れ感がありそこ...
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