
富岡鉄斎の版木から摺った宝船の画。通称「なかきよの宝船」です。当初、印刷かと思いましたが、プロの摺師が4度に分けて摺ったものです。濃淡の表現はどうしたのか。上手いです。掛軸にしようかと思いましたが、元々この版画、額装を想定しており、厚目の紙に摺られていました。表装するには厚すぎるのです。そこで版画を半分に剥ぐことになりました。掛軸に表装したのが上の画像。大変立派になりました。必要最低限の線で表現さ...
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